食いしん坊は、もともとノラ猫でした。
路地の狭い隙間に、一匹でうずくまっていたところを保護しました。
お医者様に診ていただいた結果、食いしん坊は蛇か毒虫に左足をかまれて、足が3倍近く腫れあがっているとのことでした。
そのせいで、動けなくなっていたようです。


我が家に来て以来、食いしん坊は家から出ていません。
完全な家猫になりました。
接するのは、飼い主たちとおねえさん白猫だけです。


最近、我が家の庭に近所の猫が遊びに来てました。
それで、窓越しにですが、食いしん坊に外猫を見せてあげました。


すると、食いしん坊は怒り出してしまいました。
怒った声を聴いたおねえさん猫が、心配そうに近づいてきて、食いしん坊を見上げています。
外の猫は、食いしん坊を凝視。
その様子が、今日の写真です。


もともとノラ猫だったので、外猫にも慣れているかと思っていたのですが、食いしん坊はすっかり家猫になっているようです。
おねえさん猫以外の猫を見るのが初めてかのように、ぷんぷん怒っていました。


その日以来、食いしん坊は、自分の縄張りをパトロールしています。


家具作家　
poech（ポエック）

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